2005年１０月２日（日）　中村俊輔コラム　№4

中村俊輔　高まる信頼感　　　VS インヴァーネス

スコットランドリーグ第９節、リヴィングストン対セルティック戦。中村俊輔は、４－４－２の中盤右サイドの攻撃的ＭＦで先発出場。相手は、現在最下位のリヴィングストン。前半から、完全にセルティックのペースで、大量５得点を奪っての快勝。

今日の中村だが、ゴールもアシストもなく、見せ場は４５分のマロニーのゴールを生んだ鮮やかな組み立てをみせたことと、惜しいフリーキックを放ったことくらいだった。しかしながら、前節に引き続いて、ほとんどミスはなく、また、チームメート、特にペトロフとのコンビネーションが目に見えてよくなっていた。得点シーンに絡めなかったわけではなく、むしろこれまでに十分にアピールをして結果を出しているので、今日は結果を欲しているチームメートたちに見せ場を譲って、黒子に徹していたという印象だ。体も切れており、いい状態で代表に合流できそうだ。

５得点を奪ったセルティックだが、中盤から前のバランスの悪さと、ディフェンスラインの不安定さは前節と同じで、強豪相手には苦労しそうだ。出場停止中のレノンとトンプソンが帰ってくれば中盤のバランスの悪さは改善されるかもしれないが、とりあえずは結果を出している、マロニーやビーティーをどう配置するか、難しい問題が残る。

それにしても、ninikkansportsさんは、試合を見て記事を書いているのか？？？同じ試合を見ていたとは、とてもじゃないが思えない。