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2005年9月25日(日) 中村俊輔コラム 3
中村俊輔 決勝アシスト   VS インヴァーネス

中村俊輔の所属するセルティックは、インヴァーネスCTと対戦。セルティックのスタメンは、4-4-2で、中村は右サイドの攻撃的MFでスタート。

試合は後半6分、セルティックのDFバルデの不注意から、相手ウィネスがゴール前でフリーになりゴールを決めて先制。セルティックは後半12分に、中村→マロニー→ビーティーとつないで、ビーティーが同点ゴール。後半22分には、グラウンド中央で相手DF4人に囲まれながらも、ボールを失わなかった中村俊輔が倒れこみながらも、ビーティーに絶妙のスルーパスを通し、完全に抜け出したビーティーがゴールして逆転。そのまま、逃げ切った。

今日の相手のインヴァーネスCTとは相当の実力差があったので、セルティックは完全に試合を支配していたが、決定的なチャンスを決められず、苦しい戦いとなってしまった。今日は、ポーランド代表でこのところ絶好調のズラウスキーが不在で、ハットソン、ビーティー、マロニーというFWタイプの選手を3人入れていたが、明らかにバランスが悪かった。マロニーは、左の攻撃的MFでスタメンであったが、このポジションでは得意のドリブル突破も生かしきれず。ビーティーは2ゴールを決めたが、この選手は、基本的にはシュートチャンス以外での貢献は低いので、なかなか効果的には攻撃に絡めていない。ストラカン監督は、もう一度フォーメーションを考えた方がいいですよ、といいたくなるような試合だった。

その中で、中村俊輔だが、今日はシュートシーンこそなかったが、ほとんどノーミスだった。確実なキープと精度の高いクロスで何度も見せ場を作っていた。また、ディフェンスでもかなりの貢献をしているように見えた。コンディションもよさそうで、これからますますの活躍が期待できそうだ。