ついに、日本代表ＭＦ中村俊輔のレッジーナからセルティックへの移籍が決定。契約期間は３年で、移籍金は約5億3000万円とみられている。

セルティックはチーム創設が1888年で、リーグ優勝39回を数えるスコットランドの名門。昨シーズン30ゴールのハートソンと、チェルシーにも在籍したクリス・サットンを擁する。

本人は、スペインリーグへの移籍を希望していたといわれているが、セルティックへの移籍は非常にいい決断だったといえる。それは、

　　�@　チャンピオンズリーグ出場権がある。（予備予選を勝ち抜く必要があるけど。）
　　�A　リーグ内でも屈指の強豪であるので、常に攻撃的に戦えること。
　　�B　ストラカン監督が獲得を熱望した。

という理由からだ。とくに、�Aに関しては、アウェーでのレッジーナは守備的な戦いが多く、十分に持ち味を発揮していたとはいいがたかった。また、強豪チームであるから、監督交代などチームのごたごたに巻き込まれる危険が少ないともいえる。

さて、セルティックで活躍できるか否かであるが、私は、かなりの活躍が出来るのではないかと思う。よくいわれるフィジカルの問題も、セリエＡを経験してひとまわりたくましくなっているし、前述のように、前線に大型選手がいるのでかなりのアシストも期待できる。そして、何より、彼には魅惑の左足がある。小野伸二にしても、松井大輔にしても、テクニックのある選手は必ずサポーターから愛され、支持される。それは、世界中どこでも変わらないはずだ。

最後に、本人からメッセージ、「スペインでサッカーをしたいけど、自分の夢はスペインリーグでプレーすることではなく、スペインリーグで活躍すること。」というコメント、いいコメントだなぁ。がんばれ、俊輔！！！